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■ 1991年12月8日
X with ORCHESTRA at NHK HALL
01.WORLD ANTHEM
02.BLUE BLOOD
03.WEEK END
04.紅
05.Voiceless Screaming
06.ROSE OF PAIN
07.Piano solo feat.ART OF LIFE
08.Silent Jealousy
= ENCORE 1 =
01.Say Anything
= ENCORE 2 =
01.ENDLESS RAIN
この年はXとして大きく飛躍した年
アルバム「Jealousy」の発売。そしてツアー。
日清パワーステーション3Daysなど、「やりたいことをやった」年になりました。
そして、Xとして1991年最後のイベント!
X with ORCHESTRA at NHK HALL
収容人数3500人ちょい。
チケット争奪は半端じゃないことになったそうですがw
今考えると、まだマシ?な状況だったんだなと(笑)
一説によると、前日のリハーサルでYOSHIKIが帰っちゃったとか
サンドウィッチが乾いていたとか
当日のリハーサルが押しに押してのスタートでした。
客電が消え、ステージに現れたのは、
総勢64名の斉藤ネコ率いるオーケストラ。
Xの楽曲のオーケストラを手がけている
斉藤ネコがこのために編成したスペシャル編成。
(斉藤ネコさんは " Rusty Nail " まで手がけています。)
大音量で奏でられた楽曲は " WORLD ANTHEM "
客席はオールスタンディング!
ステージのせり上がりから現れたのは、
YOSHIKI・HIDE・PATA・TAIJI。
そして…最後にTOSHIの登場。
YOSHIKIのシンバルの合図で始まったのは
" BLUE BLOOD "
5人+64人の音の重圧は凄まじいのです。
続いて " WEEK END "
これはシングルバージョン。
あのピアノソロはなかったですが、
ストリングスで再現されていて、とても美しかったです。
そしてなんと、この場所に " 紅 " だー!!
当然アルバムバージョンのストリングスで始まります。
このまま、このストリングスを聴いていたかったぐらいに、
感動したのを覚えています。
ここでしばしのインターバル。
メンバーは下がり、数分の間が空きます。
その後、現れたのは、TOSHI・TAIJI・HIDE・PATA。
" Voiceless Screaming "
この辺はまったくTVでも放映されなかったし見たわけではないですが
想像しただけでも美しいですよね~
そして、またしばらくのインターバルに続く曲は。
NHKホールに設置されているパイプオルガンにスポットライトが。
残念ながらYOSHIKIではありませんが、
幻想的な " ROSE OF PAIN " の始まりです。
「この曲のために」と言っても過言ではないほどに、
本当にかっこいいアレンジになっていました。
どちらかというと、バンドの音はなりを潜め、
オーケストラ with X となった楽曲です(笑)
そして、またインターバル。そこに現れたのはYOSHIKI。
ピアノに歩み寄り、静かに鍵盤を叩く。
聴いたことのない曲。いや…曲?
曲には聴こえなかったかも…。
ストリングスの響きの中で、
YOSHIKIがピアノを「叩いていた」
後からわかったのですが、これは " ART OF LIFE " の
ピアノソロの再現だったのです。
この時が、ファンが始めて " ART OF LIFE " に触れた瞬間でした。
本編最後の曲 " Silent Jealousy "
とにかく珍しいセットリスト。
それもオーケストラアレンジで聴けたことが本当に感動しました。
アンコールとして迎えた曲は、
「Violence in Jealousy TOUR」でも演奏されなかった
" Say Anything "
たぶん、ファンの前でバンドとして演奏されたのはこれが始めて。
ストリングスを交えての完全なる再現となりました。
予定にはなかったと言っていたダブルアンコール。
これぞXのバラード! " ENDLESS RAIN "
バンドの大合奏。
オーケストラの大演奏。
会場の大合唱。
会場が1つのXとなって終演となりました。
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なんとも17年前のライブ。
録画のテープを見返しての感想ですが
とにかく「感動」したライブです
やっぱりTAIJIあってのXなのだと改めて思ってしまいます。
その後のドーム3DAYSをあとにTAIJIはXを去っていく
そしてHEATHが加入しXJAPANとなったわけで
いつまでもTAIJIの面影を追うのは、失礼なのかもしれませんが。。。
その後…X JAPANとして、表立った大きな活動が出来ないまま
終わってしまうわけですが…。
いつの日かビデオ化されることを望んでいましたけど、
このライブはYOSHIKI的に封印したいものだったようで(苦笑)